臓器としての血管が注目されるようになってから久しいものがありますが、かつて血液を運ぶだけと
いう単純な血管としての概念から複雑な機能を持つ血管が認識されるようになってきました。
糖尿病、高血圧症、ひいては癌、さらに老化まで、まず最初に血管の異常から出発していることが
明らかにされてきました。
現在では、血管を診ることは老化を診ることと同じであるとの認識が常識となっています。
このように、血管の病気は全身の病気としてとらえられるようになってきたのです。
私たちが関わる血管の病気でも、動脈系の病気、静脈系の病気、リンパ管の病気、さらに内臓の血管、手足の血管
などとあらゆる領域に及び、一箇所の検査で事足れりとすることは、出来ない時代に入りつつあります。
しかし、血管をしっかり見つめることで、全身の病気をコントロールして、病気の進行をくい止める
ことが出来るかもしれない。
あるいは、現在の病気を改善させることが出来るかもしれない。
こう考えつつ、私たちは、血管の診断・治療を通して色々な病気に立ち向かおうとしているのです。
現在、一般的に血管の検査として用いられているものには以下のようなものがあります。
いずれも、身体に負担を与えない無侵襲診断法と言われるものです。(赤字で示したものが、当院で行っている検査です。)
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