慢性腎不全などの病気に罹られて透析療法を受けられている方は血液を容易に採取(脱血・返血)できるようにするために内シャント(人工的動静脈瘻)を作製するように透析施設から要求されます。
内シャントとは、動脈と静脈を直接吻合して、表面に見える静脈(表在静脈)に勢いよく動脈血を流すことで、静脈を太らせ、血流量を増やし、短時間にたくさんの血液を採取できるようにするための装置です。透析療法を長期間にわたって受けるためには必要悪的な存在ですが、これがないと透析療法に非常な困難を伴いますので、仕方のない面が強いものと思われます。
しかし、内シャントの存在は、人体にとって決して有益な存在ではあり得ませんので、人体は内シャントを閉塞させる方向に働きかけます。そのために、内シャント閉塞や狭窄などが起こりやすくなるのではないかと考えられるのです。
透析療法の目標は、尿毒症の治療、腎不全合併症の防止は当然のこととして、QOLの向上、社会復帰、家庭生活の安寧といった社会生活の質を向上させることが最終的な目標であります。
ところが、透析療法にはさまざまな合併症が待ちかまえています。その中の一つにシャントトラブルがあります。たくさんの合併症の中でも技術によって減らすことが出来る、あるいはトラブルを軽微なものに出来る可能性があるのもシャントトラブルではないかと思います。トラブル発生ごとに入院を強いられていたのでは、社会生活もままなりません。
当院では、トラブル発生を未然に防ぐために定期的な内シャント検診を行い、狭窄や閉塞が発症すれば、即座に修繕・治療を入院することなく、行えるように体制を整備しております。
以下、内シャントについて説明いたします。
◆内シャントでお困りの施設様◆
出張手術も承りますので、直接、お電話でご連絡いただきますようお願い申し 上げます。
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